カワテックは日本で買ったパソコンの修理も可能です。修理期間中も業務に支障がないよう代替案をご提案致します。

お客様に確認すると、日本から持ってきているPCサーバーだったので、
メールで日本本社のＩＴスタッフ様と連携させて頂き、より詳しい内容を
聞いていきました。PCサーバーにはRAIDカードを利用してRAID1構成
（ミラーリング）している事がわかりました。

RAIDは複数のハードディスクでデータを守る機能の事です。RAID1(ミラーリング)は、
データを保存する際、同時に2つのドライブに同じデータを記録する事で、同じ内容の
ドライブが2つ存在しますが、パソコンからは1つのハードディスクとして認識されます。
2つある事でデータが強固に守られ、ドライブが破損しても交換により復旧が可能です。

① ２台のハードディスクを解体し起動するか確認　 起動NG
② RAIDカードを取り外し起動するか確認　 正常に起動
③ ハードディスク2台のヘルスチェックを実施　 1台の故障を発見
1台のハードディスクとRAIDカードの故障が原因とわかりました。

１台が故障していても、もう一台のハードディスクで立ち上げる事が
できるので、取り急ぎ１台のハードディスクを使って運用できるように
しました。根本的な解決はまだですが、交換部品到着までは
この状態で運用していただきました 。

ハードディスクの性能が違ってもRAIDは構成できますが、性能が低いハードディスクに
足を引っ張られたり、相性問題が発生することがあります。

新しいRAIDカードに正常に動作している古いハードディスクを接続し、
RAID１の構築をした後、古いハードディスクを新しい物に交換。
RAID１の再構築を行い正常に動作しているか確認。ハードディスクの
交換は同じ容量・性能・型番の方が問題なく安全に運用できます。