2019年6月1日 週次の社内全体ミーティングでPDCAサイクルを回す(2019年6月 社長の月次コラム)
カワテックでは必ず毎週社内全体ミーティングを火曜日の午前9時から行います。
当初は忙しい中で全員集まって2時間もミーティングをする時間が無いという
声もありましたが、私の強い意志もあり「絶対に週単位でやる!」と決意して、
始めましたところ最初の1カ月間は準備不足でミーティングが時間通りに始められなかったり、
進捗状況をうまく説明できない場面なども多々ありました。
しかし6カ月間継続すると全体ミーティングが社内で完全に「習慣化」していき、
週次のミーティングのカリキュラム体系も確立することが出来ました。
売上目標の側面から言うと週次でのミーティング開催頻度としてはとても良い頻度です。
週次でしっかりとPDCAサイクルに乗せた、定例の会議ミーティングを行っていれば、
月次の売上目標を達成すべく計画と実績との差異を検証し、次週の目標や計画を微修正して行けます。
もし月次単位で進捗ミーティングをしていては、月単位で打つ手が遅くなり、経営基盤を揺るがす結果になりかねる
恐れもありますので、カワテックでは週次でのミーティング体系を構築しています。
また全体ミーティングで社内情報を一元管理できるようにMicrosoft Teamsを活用しています。
TeamsはMicrosoftが提供している「クラウド型ビジネスコミニケーションツール」です。
Teams上でカワテックという「チーム」を作成して、その上に全体会議のカリキュラムを作成し、
「ファイル共有」や「タスクリスト」や「プロジェクト管理」など全ての進捗を管理しております。
以下、毎週の2時間ミーティング開催要領は下記の通りです:
1)毎週、火曜日の9時から2時間開催
2)参加者:社員全員(アドミンスタッフは除く、ミーティング中はアドミン社員が電話対応をする)
3)2時間のミーティングカリキュラムを作成し、それに沿って進めていきます
4)ミーティング中は固定の司会者(MC)がミーティングを進行します
現在の会議のカリキュラム:
①各部門の現在のタスクリストの進捗会議とフィードバック、ここでPDCAを回します(時間約30分)
②オペレーションチームから先週のITサポートやプロジェクト案件の見直しとフィードバック(時間約30分)
③営業チームから先週の見積もりの見直しとフィードバック (時間約30分)
④部門間を超えた情報共有、改善案の提示、社内間「ありがとう」メッセージ共有(時間約15分)
⑤顧客からの今週の生声フィードバックの共有 (時間約15分)
ミーティング中、社長は理念やビジョン、会社の方向性を要所要所で社員に伝えていきます。
この週次ミーティングを毎週どんなことがあっても愚直に週次で運用していくことが重要です。
6ヶ月継続して週次の社内全体ミーティングを運用すると、どんな良いことが起きるか?
①社員同士の知識やビジネスマインドのレベルアップが図れる
②社員同士がお互いの考えや相違を理解しチームワーク力がアップする(進捗会議での発表の成果)
③社員が会社全体の動きを理解し、仕事の優先順位を考えながら仕事をするようになる
④社長が社員個々人の個性や考え方を把握できる(部門を超えた情報共有や改善案の発表を聞いて)
⑤会社の売り上げやコスト意識が芽生え、目標数値を達成できるようになる
⑥社員が理念やビジョンを理解し、方向性が一つになっていく
実際に運用してみて私も実感しておりますが、上記の効果は想像以上にあり、
時間を確保するのは大変ですが、週次の社内全体ミーティングはメリットだらけですので、
今後も愚直に週次ミーティングを運用して行き、力強い、最高の組織を作る努力をして行きます。
Kawatecグループ代表:川辺高峰 6月2019年