2019年3月10日 カワテックの未来像(2019年3月 社長の月次コラム)
人生にも会社にも夢があり、未来に希望がもてると考えております。
経営者で明確な未来像を描き、目標を持って経営をしている会社はどのくらいあるのでしょうか。
個人が生きる目的は幸せになるためです、会社の目的は社員さんを含めた関係者を幸せにするということとして、
社員さんが夢と希望を持てる未来像を示すのが社長の仕事ではないかと考えております。
カワテックの2019年の経営計画には、短期目標計画(1年後)と中期目標計画(3年後)と長期目標計画(10年後)の項目があります。
この中では一番重要なのが短くもなく、長くもなく大きな物事を実現できる3年後の中期経営計画です。
3年後の未来像を描き、未来像から目標が生まれ、目標から達成すべき課題が自動的に導き出される。
つまり未来像からやるべきことが必然と見えてくるということです。
3年間という期間であれば人間が目標を明確に思い浮かべて、現実化できる期間かと考えています。
特に私が力を入れて書いたものは、基本方針と商品・サービスとに関する方針です。
『基本方針』では社員さんの経済的、精神的な幸せへの具体的なアプロー方法です。
『商品・サービスの方針』ではシンガポールも含めた激動の東南アジアで会社が成長し続けられるか、
時代の流れの中で会社が縮小していくかは会社の基本方針と商品とサービスにかかっております。
東南アジアで日々動いている時代の変化に対応できるかが重要です。
少しだけ、カワテック中期経営計画の基本方針と商品・サービスに関するさわりだけを共有いたします。
『基本方針』では、カワテックの社員さん一同の収入の増加と社員さんの経済的、精神的に継続的な安定と幸せを実現していきます。
その為に経済的側面では、経営数字をガラス張りにした上で、半期利益報奨(賞与)制度を導入して、個人評価制度基準に従い社員全員と利益共有いたします。
半期の利益目標計画を立て、月次損益計算書をリアルタイムに作り、毎週マネジャーとPDCAを回していき、目標計画を達成して行きます。
社員全員で営業利益目標を共有し社員全員で一丸となり、力を合わせて目標を達成していきます。
『商品・サービスの方針』としては、重点主義を採用し、中小企業の『ITインフラ環境構築』と『IT保守管理サポート』の部分に商品とサービスを絞り込み、その中にカワテックの人的リソースを集中的に強化して行き、お客様がいる現場で最大限のサービスを提供することに徹底する。
お客様のニーズは、より狭く、深くなっているので、よりフットワークのよいサービスときめ細かい提案をしていくこととします。
その上でしっかりと数字による3年分の年間計画を打ち出していきます、
数字での計画では、『利益計画』、『要員計画』、『設備計画』
『海外支店計画』として数字と方針の両方で3年分の年計画を打ち出しました。
経営において大切なことは、未来に希望があること、未来に目標を持ち、その目標から達成する為のやるべき課題を導き出し、未来からやるべきことが見えるということだと思います。
社長が未来を語り、来年、3年後、10年後は絶対に良くなる、良くして見せる、そういう会社でありたいと考えております。未来は明るく、幸せで、健康で楽しい、そう思う事が大事です。
Kawatecグループ代表:川辺高峰
3月2019年