2019年1月1日 2018年の反省と2019年の挑戦(2019年1月 社長の月次コラム)
2018年はカワテックにとっては本当に大変な年でした。
一部のロカールスタッフが退職していきました。
会社がへこみそうな出来事もありました。
全ては社長の私がうまい事まとめることができないことが原因で社員さんにもつらい思いをさせてしまいました。
社内の体制が不安定な状態が半年続いた中で、より良い社内環境を作り、社員さんが安心して働ける環境をつくらなければならないと痛切に感じ、2018年の後半から会社の土台整備をコツコツと進めて行きました。
まず初めに社内の明確なルールをしっかりと規定したものがなかったので、「就業規則」の作成に取り掛かりました。
シンガポールの国内の労働法にも準じたものが必要となる為に社内で作成するには限界があると感じたので、昔から知っているシンガポールの総務や人事の専門家に協力してもらい、しっかりとした就業規則を3カ月かけて作っていきました。
その上で
「何をやってはいけないのか」
「何をやらなければいけないのか」
ということを明文化していきました。
就業規則と同時並行で、カワテックが存在している意味を真剣に考え、今後会社が3年後に向かう方向性を経営計画書というものにしてまとめました。
会社は何のために運営しているのかという根本的な事から始まり、社員さんが将来カワテックでどのように活躍していけるかという社員さんの未来像も含めて、さまざまなものを取り決めとして書き込んで行きました。
◆「経営計画書」に取り込んだ内容の一部
- 経営ビジョン(使命感)
- 第12期(2019年度)経営目標
- カワテックの中期事業計画(3年後に目指す会社の姿を示したもの)
- 経営理念(カワテックが存在する理由)
- 長期事業構想(10年後に目指す会社の姿を示したもの)
- カワテックの自社の定義
- カワテックの社員さんの未来像
- 経営の基本方針
- カワテックの事業の未来像
- カワテックの組織図
- カワテックのリーダーに求められる特性
- 商品・サービスに関する方針
- 営業販売に関する方針
- お客様に関する方針
- クレームに関する方針
- 組織、内部体制に関する方針
最後にクリアーファイルに全てをまとめて、製本まで行いました、最終的には経営計画書は100ページにもなり壮大なものとなりました。
この経営計画書を軸に、2018年12月21日にホテルの会議室を使って社員全員参加をしてもらい、経営計画発表会を行いました。
今回私から社員全員に対して、私が生まれてからカワテックの創業から今までカワテックがたどってきた道のりを写真で紹介していき、その後経営計画書をみんなで共有していきました。
2018年は社内の関係がうまくゆかず、苦しいことや失敗が多くありましたが、しかし逆境を逃げることなく全て受け止め、失敗から学び、新しい仕組みを生み出していきました。
経営計画書を明文化したことを社員さんに浸透させるには時間がかかります。
現時点で社内に新しい考え方や仕組みが浸透することができるように、時間をかけて日々社員さんとともに二人三脚で前進しております。
2019年は社員さんが今以上に輝きを放ち、お客さんとしっかりと信頼関係を構築していき、毎日健康で元気な会社作りをしていきます。
今後とも新しいカワテックを宜しくお願いいたします。
Kawatecグループ代表:川辺高峰
1月1日2019年