2021年4月26日 ストレスを理解しうまく活用する(2021年4月 社長の月次コラム)
ストレスという言葉を聞くと一般的にはネガティブな印象を持つことがほとんどかと思いますが、
しかし全ての出来事は常に中立になっていて、必ずネガティブとポジティブの要素が同じように釣り合っている。
まずは、自分にとって「悪いストレス」と「良いストレス」の2種類のストレスがあって、
その2つのストレスをしっかりと見極めることが物凄い重要なんじゃないかと思う。
自分にとっての「悪いストレス」とは、自分の心や人格が傷ついてしまうよな
ストレスなのかと思います、もしこのように自分の心や人格を攻撃するような
人や環境が存在するのでれば、迷わず逃げます、そのような「悪いストレス」は立ち向かう
必要は全くなく、無視して逃げると決めています。
逆に自分にとっての「良いストレス」もある。
それは仕事や人間関係、健康、お金を考えたときに自分を進化成長させるプレッシャー
や緊張感や責任という「良いストレス」です。
そもそも人間の意思は物凄い弱いので、刺激もなく、緊張感もない、責任感もない環境であるならば、
人間はサボりたいし、だらだらしたいし、楽したいというのが本来の人間です。
それに打ち勝つには、刺激や緊張感や責任感という「良いストレス」が絶対に必要です。
よく自分には同じような問題が何度も何度も起きるということがあります、
同じような仕事の問題、同じような人間関係の問題、同じような健康の問題が
人生で何度も何度もループして起きる。
それは、既存のストレスに立ち向かわないで、空想の世界に逃げてしまっているからで、
逆に自分を進化させてくれる良いストレスとして歓迎する、現実を直視して目を見開いて、
今回でこの問題は絶対に解決するという腹をすえて覚悟を決める、
その覚悟をもてば時間とともにどうやったら解決ができるかが目の前に飛び込んでくる、
覚悟が引き寄せを呼ぶのではないでしょうか。
私のプライベートな話すると、私は学生時代にラグビーを毎日本気でやってました、
ラグビーの練習が終わった後に筋トレを欠かさずやっていて結構筋肉ついたなって思っていました、
しかし社会人になってからは筋トレを全くやらなくなってしまいました、
なので、ものすごい筋肉が衰えたと感じるととともに、心の方もなんとなく衰えたと気付きました。
ストレスを考えると「心」と「体」は共通の原理原則は3つあるのではと思います。
①使わなければ衰える
②使えば鍛えられる
③限界を超えると進化する
私は2020年の1月から自分に自信をを持てる体になりたいと思い、
自重筋トレを習慣化するようになり、今でも継続的に行っています。
当初は筋トレなんか何年もしていなかったので腕立て伏せを20回やるともう限界で、
筋肉が物凄く衰えていたわけです、次の日には筋肉痛になりました、
つまり衰えた筋肉が使われたことにより、徐々に筋肉の衰えが止まった状態になりました。
2日休憩して再度腕立て伏せをやると前回は20回が限界だったのですが、22回できるようになっていました。
筋トレすると一時的に筋繊維が壊れます、体はその壊れた筋肉を修復する機能があり、
適切な栄養と休養を取り入れると、筋トレにより壊れる前の筋肉よりもさらに強い筋肉を作ることができます、
このメカニズムを超回復といいます。
そして筋トレを継続しながら、1カ月、2カ月、3カ月、1年経ちました、今では100回の腕立て伏せが
出来るようになりました。
この進化のメカニズムは「心」にも全く同じ原則をあてはめることが出来ます。
つまり進化成長したいのであれば、ストレスから逃げないで問題解決にしっかりと向き合っていく、
解決したらもう二度と同じ問題やストレスは来なくなります。
次は進化成長した人にふさわしい新たなストレスが舞い込んで来ます、
そのストレスのおかげで人間は生きている限り無限に進化できるのではないでしょうか。
Kawatecグループ代表:川辺高峰
4月2021年