2021年9月2日 経営で一番大切な知識(2021年9月 社長の月次コラム)
もし経営者という生き方を選択したならば、必然と勉強しまくりの日々になる。
なぜなら、経営で求められる知識は膨大で、勉強する範囲はほぼ無限に広がっている。
中小企業の経営者は将棋で言うところの「王将」なので、ある一定のレベルまでは全方位の知識が必要で、
いざ自分でやろうと思えば、全方位で自分でもできる必要がある。
勉強する範囲は、IT知識・経験に関しては専門家であるというのは当然ですし、
そこから経営で必要な戦略から始まり、組織、人事、人間関係、集客、販売、営業、調達、お金に関する会計や財務
など様々な知識の体得が必要なので、日々勉強する必要があるし、
1日24時間しかないから、時間も足りないので、走りながら勉強する必要がある。
経営者とは広い範囲で勉強していかないといけないけど、
その広い範囲の中でも一番大切で、沢山ある中で絞りに絞って究極的に必要な知識は何かって聞かれれば、
間違いなく「時代の波に関する知識」です。
「時代の波に関する知識」とはこれから時代はどういう風になっていくのか?
現在の把握と将来の予測、これに関する知識が一番重要です。
今時代は何が来ているのか?時代のテクノロジーはどこに向かっているのか、経営者はここだけはアンテナを常に
はっていないといけない、時代の波を間違って、時代の波に逆らったビジネスをやってしまったら致命傷です。
時代の波はエスカレーターに例えられる。
上り用のエスカレータ―、下り用のエスカレータ―があり、
時代の流れに逆らったビジネスをやるのであれば、下りのエスカレーターに乗っているようなもの、
流れに逆らって上に上に行くようなイメージ、いくら気合、根性で頑張っても前に進まない、
逆に上りのエスカレーターに乗れば、自分は頑張って駆け上がらなくても、
自分はそこに乗ってじっとしているだけで、自動で上に連れて行ってくれる。
その上りと下りのエスカレータを乗り間違えるだけで、天と地ぐらい結果に差が出てくる。
だから経営者が時代の波の判断を間違えると、取り返しがつかない。
経営者は時代の波に関する知識を磨き続けていく必要がある。
これは時代の波にあっているのか?もす過ぎ去ったものなのか?
次にどのような波が来るのか?
その波に関して集中して、注意して観察する必要がある。
そして時代の波が来ていると判断したら、あとはその波に乗るだけです。
そしたら、上りのエスカレーターに乗るだけなので、エスカレーターが
勝手に上に連れて行ってくれる、そして大きな成功を作ってくれる。
Kawatecはこれから、将来間違いなく成長するだろう東南アジアの重要国であるシンガポール、マレーシア、インドネシアの中小企業様に対して、「電気、ガス、水道」に続く第4のインフラとなる
ITネットワーク、セキュリティ、クラウド環境、IoTなどの情報通信インフラの環境整備とサポートを提供するという
時代の波に乗っていきたいと思います。
Kawatecグループ代表:川辺高峰
9月2021年