2021年8月2日 1位になる(2021年8月 社長の月次コラム)
シンガポールでもそうですが中小企業を経営する場合、1位を目指すということはすごい重要。
絶対に1位でないと駄目。
そもそも人間はあまり競争は好きではないですよね、私も正直競争は好きではありません。
しかし、ビジネスは他人と競争は悪だとか、分かち合いがよいと非難されないように体裁よくきれいごとのように片付けられない。
残念ながら我々は有限の世界に生きている。
だからお客さんも無限にお金と時間を持っているわけではないので、全ての商品やサービスを購入することはできない。
お客さんは限られた有限の中で、お客さんにとっての「1位」「1番」と思う商品やサービスを選択して購入するのです。
「世界で1番高い山はどこですか?」全員が「エベレスト山」と答えます。
しかし「では、2番目に高い山はどこですか?」というと答えられる人はほとんどいない。
残酷でありますが、2位以下はお客さんにとってはどうでもよく、その存在も認知もされず、存在していないのと同じ状態なので、2位以下はあってもなくても何も困らない。
だからビジネスで生き残るには、1位を目指さなければならない。
まずは1位にならないといけないという現実から逃げないで、現実を認める。
その特定の業界で、その特定の地域、特定の顧客層に対してのマーケットで勝負すると決めたのであれば、
そのマーケットで断トツの1位を目指す。
カワテックが目指す1位とは、
「シンガポールの日系の中小企業のITインフラ環境構築、保守サポートの市場シェア断トツのNO1」です。
そして、現在では地域を増やして、シンガポールだけでなく、マレーシア、インドネシアもNO1を目指している。
そう決めたのであれば、あとは実行するだけ、どうやったら1位になるかを常に考える。
通勤している時も、ご飯を食べている時も、シャワーに入っている時も考える、明確なイメージを持てるまで考える。
そうすると色々とアイデアが思いつく、そして思いついたら全部実行する、そして本当に1位になる。
もし一度でも1位になることを経験できたのなら、生きている間は、心の財産になる、心に自信を身にまといながら生きていける。またゼロからやり直してもうまくいくという自信をまといながら。
Kawatecグループ代表:川辺高峰
8月2021年